出席してくださったゲストの皆様へお礼として渡す引き出物。
引き出物+引菓子の組み合わせが一般的ですが、なにを贈ろうか意外と悩んでしまいますよね。
まずは引き出物の金額を決める
いただくご祝儀の金額によってお贈りする引き出物の金額が変わります。
ある程度ご祝儀の予想金額を出しておいて、ゲストを分類しましょう。
一般的なご祝儀の金額
友人・同僚 | 3万円 |
上司・親族 | 5万円 |
祖父母・主賓・特に仲のよい親族 | 7万円以上 |
引き出物の金額
だいたいご祝儀の1割〜1.5割が相場のようです。
友人・同僚 | 約3,000〜7,000円 |
上司・親族 | 約5,000円〜10,000円 |
祖父母・主賓・特に仲のよい親族 | 約7,000円〜12,000円 |
引き出物の品数
基本的には3品(割り切れる数でなく奇数)用意するのが一般的です。
①メインの記念品+②引菓子+③縁起物・三重ね等の3点セットです。
ただ、地域や風習によっては2品や5品ということもありますので、
分からない場合はプランナーさんやご両親に相談してみましょう。
ご夫婦には1つでいい?
基本的にはご夫婦への引き出物は1つで大丈夫です。
ご夫婦に1つ、という考えよりも、ご祝儀に対して1つの引き出物を贈るというイメージです。
なので別居していて別々にお祝いを貰う場合には、それぞれへ引き出物が必要となります。
購入の仕方
予算も決まったし、いざ引き出物を購入!
式場からカタログを貰い、決めていく方が多いかと思いますが、
引き出物にもこだわりたい!という方は式場以外のネットショップ等で宅配サービスを申し込んだり、購入したものを持ち込みましょう。
その際、持ち込み料が発生する式場もありますので、事前に確認しておきましょう。
また、引き出物を選ぶ際に、小さい、大きいなど見た目に差が出るものは避けたいですね。
避けたほうが良い引き出物って?
やはりおめでたい席ですので、避けたほうが無難な引き出物もあります。
切れる を連想させるもの
包丁やはさみなどの刃物は切れる(縁が切れる)などを連想させるため、避けたほうが無難です。
割り切れる数字のもの
お皿やカップのセットを贈りたい!と思った時、4、6、8など偶数のセットは割り切れる(分かれる、離れる)を連想させるため、避けたいです。
ご夫婦に「2」ペアで贈りたいと思った場合、ペアで一組、一対という考えから問題はありません。
新郎新婦の名前入り
二人の名前が入った品物はとても困りますね^^;
特にメインの記念品に選ぶのは避けたいです。
いただいたけど使わない、けど捨てるに捨てられない・・・誰かに譲ることもできない・・・と困ってしまいます。
どうしても記念に二人の名前や写真が入った品物を贈りたい場合は、消費できる引き菓子などで名前や写真が入れられる品物をチョイスしましょう。
両親にも引き出物を贈るの?
引き出物はお招きしたゲストに贈るものです。
ご両親、ご家族はゲストを招く側の人間ですので、引き出物は不要です。
ですが、新郎新婦が主催で、両親もゲストとして招く場合、引き出物を贈っても問題ありません。
兄弟姉妹も、すでに結婚して家族を持っている場合はゲストとして招き、引き出物を用意します。
引き出物を貰ったゲストを想像する
引き出物の内容を決める際、その引き出物をもらった時のゲストを想像してみましょう。
ゲスト目線で選んで、喜ばれるものを贈りたいですね。