先生はどう思います?私のお父さんは私に甘々なんで、多分参考になんないと思うんですよね-
あたしさぁ・・
正直、結婚報告相手の両親より自分の父親のほうがハードル高いわ。。
なにが嫌って、いろんな意味でめんどくさいのよねぇ~。
なんて言われるか想像できるし、どんな表情するかも分かるしねぇ。。。
あのデラパン先生でさえ、弱気になってしまうなんて・・・。
娘を持つ父親、恐るべしですね。
とかいって落ちてんじゃないわよ!
分かるけど、言うしかないんだから頑張りなさいよ!
わぁ!びっくりした・・・。急に大声出さないでくださいよ!
でもね、意外と思っている以上にあっさりしてるもんなのよ。
あっちもあっちで覚悟してんだから。
お母さんからチョイチョイ伝えてくれてたりするのよ。
私よりもずっと長い間お父さんと一緒にいたのは、お母さんですし、いいとこも悪いとこもよく見てますもんね-。
色々知らないところで協力してくれてるはずです!
そうそう♪だから、腹くくんなさいな♪
じゃあ、今日も教えてあげる
『日頃あんまり話をしない厳格な父親に結婚報告をするときの極意』
厳格なお父さんには直球勝負が一番!!!
面と向かってタイマンでってやつですね!
ずいぶん乱暴な発想と言いまわしね。言葉はちゃんと選びなさいな。
そうじゃなくてね、自分がどれだけ真剣なのかっていうのが雰囲気に
滲み出るくらいの気構えでお話しなさいってことよ
具体的にどうすれば良いんですか?
そうねぇ。それじゃあシチュエーションから考えてみましょうか。
自宅の居間やリビングで、
『話があるんだけど、今いい?』からスタート。
なかなか忙しいお父さんなら事前にいつ家にいるか確認したり、
アポをとっている方がスムーズね。
そしてきちんと座って向き合った空間をつくる。
正座またはダイニングテーブルであれば椅子は浅めに腰を掛け膝をつけて。
背筋をピンと伸ばす。表情は真剣そのものよ。
身内に居住まいを正すってなんだか気恥ずかしいですね。
なんだか進路の話をした時のことを思い出しちゃいました。
「いつもの私とは違うのよ」ってところを見せていくんだから、
その恥ずかしさはぐっと堪えないとダメよ!
『なんだ話って?』
って言われるだろうから、
『あのね。』
『ああ。』
『以前からお付き合いしてい人がいるのね。』
『あーそうか。』
『そろそろ○年になるの。』
『あーそうか』
『この間、プロポーズしてもらったの。』
『・・・。』
『私は彼と結婚したいと思ってる。だから、今度彼に会って欲しい。』
『・・・。』
沈黙!!そしてこの後彼に関して結構細かく聞かれるんですね?!
世の中の娘さんたちにとっては最も不安になる瞬間でしょうね・・・。
確かにそうね・・・。だけど、ここまで誠実に伝えたら絶対NOとは言わないわ。
どうしてですか?
キーワードは『真剣さ・本気の度合い』よ。
なんのために居住まいを正すのか。さっきも言った通りそれは
あなたがどれだけ本気なのかを雰囲気で伝えるためよ。
ぜったい、恥ずかしがってちゃらちゃらした雰囲気で言っちゃダメ!
本気で真剣なのだと言うことが伝われば、必ず答えてくれるわよ。
でも私のお父さんは「娘は絶対嫁に出さん!」ってしょっちゅう言ってますよ?
それは、ただ娘が可愛すぎて手放したくないっていう親心よ。他にもいろいろ
言われるかもしれないけど、全部愛情の裏返しなのよ。
受け止めてあげるのも親孝行よ。
愛情の裏返しか~。子供の駄々っ子みたいで可愛いですね♪
でも、頭ごなしに「まだ早い」とか「会うつもりはない」とか言われちゃったら
さすがの私も怒って「もういい!お父さんなんて知らない!」ってなっちゃいそうです。
どうしても聞く耳をもってもらえない様子だって言うなら、
数週間おいてもう一度チャレンジしてみなさい。
「きっとその時はタイミングが悪かったんだ」って思うことね。
怒りたくなっちゃう気持ちもわかるけれど、そこをぐっと抑えるの。
でもだからって引き下がれって言ってるんじゃないわよ。
根気強く言い続けることが大事ってことですね!
その通りよ。
『お父さんの言いたいことも分かるけれど、私は彼と結婚したいの。お願い分かって。』
てな感じでね。
絶対に折れないって意思がお父さんの心を動かすってことですね!
あなたも分かってきたじゃない。でもね、それだけじゃないの。
こういう経験をするタイプはね、『いい女成熟度』が増すのよ!
これから始まる結婚生活には、相手のペースを尊重しないといけない事がたくさん
出て来る。
旦那が相手だろうが、子供が相手だろうがこの経験は絶対に生きてくるわ。
だから頑張りなさい。
今の言葉、目から鱗です!!
大人の女性の余裕ってやつですね!!
そのキラキラした目を止めなさい!
なんか今日はちょっといい人っぽいじゃないのよ私!
もう早く寝なさいよ!じゃあね!!!