結納・顔合わせについて

結納・顔合わせについて

結納・顔合わせ食事会について

結婚が決まったら、ご両家同士の挨拶の場を設けることになります。
両家で結婚の約束をし、親睦を深める目的で行う結納や顔合わせ食事会。
結納のみ、食事会のみ、どちらも行うのか…お二人の一存やどちらかの家だけで決めるべきではありません。
両家ご両親にも相談し、どのスタイルで行うか話し合って決めましょう。

結納って?

結納とは、婚約のしるしに、両家が品物を取り交わすことを言います。
地域によって結納の仕方も色々です。
最近では式場やホテルで、結納に必要な物やサービスがまとめてパッケージ化されている
「結納パック」「結納プラン」が用意されているところもあるので、利用される方も多いです。

顔合わせ食事会って?

結納の前や、結納の代わりに両家の家族が正式に顔を合わせて親睦を深め合う場です。
結納品は用意せずに、婚約指輪などの記念品を交換することが多いです。
特に決まった流れはないので、料亭やレストランを利用して食事をしながら和やかな雰囲気の中、
お互いの人柄を知り、親睦を深めます。

結納・顔合わせ食事会どちらもするべき?

昔ながらのしきたりを重視し、結納を行うカップルもいますが、
最近では、カジュアルな「顔合わせ食事会」のみを行うカップルのほうが多いようです。
ですが、ご両親は地域のしきたりや伝統を尊重してほしいと思っているかもしれません、
2人を中心に両家でよく話し合って決めることが大切です。

結納・顔合わせ食事会のすることリスト

【結納】
●日時・場所・仲人の有無を決める
●両家のしきたりを確認し、どちらに合わせるか、結納のスタイルを決める。
●結納品の数や結納金をどうするか、お金の負担をどうするか、話し合う。

【顔合わせ食事会】
●日時・場所を決め、予約する。
●費用の分担や、婚約記念品をどうするか、決める。
●料理のメニューを決める。

いつ行う?

結納、顔合わせ食事会はどちらも結婚式当日から4〜6ヶ月前に行うのが一般的です。
日柄にこだわりたいなら、大安、友引などを選びましょう。
先勝は午前中が吉、先負は午後が吉です。
日柄にこだわるなら、早めに予約をしておいたほうがいいかもしれませんね。

場所は?

結納…料亭やホテル、式場、個室のあるレストランなど。
   男性が女性の家を訪問し、女性宅で行う場合もあります。

顔合わせ食事会…料亭やレストランの個室が多いです。
   結婚式の会場が決まっている場合は、下見を兼ねて、結婚式会場のレストランを利用する方もいます。

祖父母、兄弟(姉妹)を呼んでも良い?

本人たちと、両家の親で行うのが一般的ですが、祖父母、兄弟(姉妹)を呼んでも問題ありません。
両家で人数を合わせなくても大丈夫です。

服装に決まりがある?

結納…男性はブラックスーツ、女性はワンピース、格式ある結納なら振り袖など。
   父親はスーツ、母親は留袖などの和服、洋装でも大丈夫です。
   事前に話し合い、親の服装は格を揃えたほうがいいですね。

顔合わせ食事会…男性はスーツ、女性はワンピースが一般的。
   両家の服装が違いすぎないよう、事前に話し合い、格を揃えましょう。

*服装は両家とのバランスが大切。「格」をそろえるようにしましょう。

費用はどのくらい?

結納…結納パックやプランなどで8〜20万円ほど。
   結納品(約15万円くらい)や結納金(50〜100万円)、結納返し(40万円〜)などがかかります。

顔合わせ食事会…だいたい10〜15万円。(1人1.5万円ほど)
   婚約記念品は30〜40万円ほど。
*遠方から来る場合は、交通費や宿泊費がかかります。

まずは、両家でよく話し合いを

結納をするか、顔合わせ食事会を行うか、2人で決めるのではなく、
必ずお互いの両親にも相談し、両家が納得いく形で進めていきましょう。