文字校正の基本
ペーパーアイテム、特に席次表を作るに当たって、一番大切なことは『正しい名前・肩書きを載せる』ということです。
招待された結婚式で、自分の名前が間違った席次表を渡されたら、気分良くないですよね。
そんなことにならないように、校正できっちり誤字・脱字を発見するためのコツをご紹介します!
招待された結婚式で、自分の名前が間違った席次表を渡されたら、気分良くないですよね。
そんなことにならないように、校正できっちり誤字・脱字を発見するためのコツをご紹介します!
- まず左手側に、確認用の名簿をおきます。
- その上にずらして重ねるように確認するデータをおきます。
- チェックする名前を、確認用の名簿のそばにもって行き、隣り合わせの状態で確認していきます。
- 文字が間違っていたら、丸で囲み、枠外に正しい文字を書きなおします。
紙と紙を重ね、できるだけ近づけて見ます。
正しければ蛍光ペンでチェックを。
文字が間違っていた場合。
文字校正の4つのポイント
POINT1.できるだけ多くの人に見せる。
なんといっても、多くの人の目でチェックするのが一番。
自分達では気が付かなかった間違いを見つけてもらえる確立が高くなります。
特に親戚関係などは、肩書きも含めて家族などに確認してもらうと安心です。
POINT2.見る時間帯を変える。
短い時間帯に何回見るよりも、一回時間をあけてから見るほうが、より多くの間違いを見つけることができます。
できれば時間をあけて何回かみなおした方がいいでしょう。
時間に余裕を持って作れば、校正にもゆとりが出てきますね。
POINT3.逆さから読み返す。
にんげんは、ながれで もじを よんしでまうので、ちゅういが ひよつうです。
注意をしないと、上の文章みたいに文字が入れ替わっていても気が付かないことが結構あります。
名前を読みながらチェックすると、間違っているにもかかわらず気が付かないで通り過ぎてしまうことがあります。
文字を逆さから一文字づつチェックしていくと、読み流せないので文字の抜けや入れ替わりなどに気が付く確立が高くなります。
注意をしないと、上の文章みたいに文字が入れ替わっていても気が付かないことが結構あります。
名前を読みながらチェックすると、間違っているにもかかわらず気が付かないで通り過ぎてしまうことがあります。
文字を逆さから一文字づつチェックしていくと、読み流せないので文字の抜けや入れ替わりなどに気が付く確立が高くなります。
POINT4.旧字体がある漢字は特に気をつける
旧字体がある名前には特に注意しましょう。
特に「崎/﨑・崎・嵜」「辺/邉・邊」「高/髙」などの漢字は旧字体の確立が高いので、今一度確認しなおしましょう。
また、同じ旧字体でも細部が微妙に違っていたりする文字があるので、注意が必要です。
異字体の多い文字
崎/﨑/崎/嵜 | 特に﨑(たちさき)はかなり多いです。要注意! |
---|---|
辺/邉/邊/ | 人名で最も異字体が多い字?しんにょう部分やつくりの部分が細かく違う異字体が沢山あります。 |
高/髙 | うっかり見過ごしてしまいそうな「はしごだか」。 |
富/冨 | こちらの富さんも意外に多いです。 |
斉/斎/齋/齊 | 内側の細かい違いに注意しましょう! |
館/舘 | このほかにへんの部分が「やねに吉」になっているもの、食辺の下の部分が変化しているものがあります。 |
浜/濱/濵/擯 | こちらも異字体が多い浜。濱・濵の違いに要注意! |
そのほかにも色々異字体はあります。
【こちら】や【こちら】を見て細かい違いをチェックしましょう。
分からない場合にはお気軽にお問合せ下さい。