披露宴の乾杯は、おめでたい席を盛り上げるための大切な役目です。
シャンパンなどのアルコール、ドリンクを注いだグラスを掲げて、乾杯の音頭をとります。
披露宴の乾杯は、食事や歓談、これから始まるふたりの演出などを心待ちにしているゲストの気分をより一層高めます!
大きな声で元気よく乾杯の挨拶を行い、会場を明るく盛り上げましょう★
乾杯挨拶/スピーチの基本的な流れ
【①自己紹介】
まずは自分の名前、新郎新婦との関係を述べます。
「ただいまご紹介に預りました新郎〇〇君の上司にあたる(自分の名前)ともうします。」
【②祝福の言葉を述べる】
新郎新婦、ご両家に対してのお祝いの言葉を述べましょう。
「(新郎)君、(新婦)さん ご結婚おめでとうございます。
両家ご親族の皆様にも合わせてお祝いを申し上げます。」
【③僭越の陳謝を述べる】
披露宴には、自分よりも年配のゲストが来られている事があるため、
そういった場合に配慮して、僭越の意を添えましょう。
「ご指名により」、「僭越ながら」などが一般的ですね。
【④乾杯の告知】
会場全員にグラスが行き届いている事を確認して、乾杯の唱和を促します。
「それではみなさま、ご唱和をお願いいたします。」
【⑤乾杯の音頭と発声】
会場全員に声が届くよう、ゆっくりと大きな声で乾杯の発声をします。
「新郎新婦の末永いお幸せとご両家ならびにご列席の皆様のご多幸とご発展を記念いたしまして、乾杯!」
ポイント
- スピーチは1〜2分以内(300字強くらい)にまとめましょう!
(披露宴の乾杯時、新郎新婦ゲストともに片手にグラスを持ち起立した状態ですので
スピーチが長いと疲れてしまいます。) - 新郎新婦との間柄も簡単に述べましょう。
△忌み言葉は慎む
忌み言葉の例)
■別れを連想させる忌み言葉
別れる、切れる、欠ける、割れる、離れる、去る、終わる、戻る、
戻す、冷える、冷める、帰る、飽きる、など。
■再婚を連想させる忌み言葉
重ね重ね、たびたび、しばしば、かえすがえす、など。